こんにちは、しもんです!
久しぶりにSNSにおける情報発信の話をします!
私は現在、
Twitterのメインアカウントのフォロワーが9,500人、サブアカウントのフォロワーが3,500人います。
4年以上前から本格的に情報発信をしているので、ある程度の信頼性はあると思います。
最近はクラシックの音楽家でも情報発信をする人が増えましたよね!😊
私が情報発信を始めた頃はさんざん叩かれました。
そりゃ誰もやっていなかったことをやり始めたのですから、未知のものは叩かれるのが世の常です。
今情報発信をしている人の中にも過去に私を叩いたり意識的に無視していた人がいることは知っています。
でも、そんなことはもうどうでもよくて、
今日は、
と思ったので、その問題点を私なりに解説します。
私が以前犯していた過ちについても解説します😊
クラシックの情報発信者がなかなか伸びない理由【4選】
念のためにもう一度言っておきますが、これから書く内容は、
・Twitterを伸ばしたいと思っているクラシックの情報発信者
に対して書くものです。
そもそもTwitterは自由に使って良いものなので(犯罪をしない限り)、「この記事は自分には関係ないかな」と思う方はブラウザを閉じることを推奨します😊
先に結論を書くと、
・上から目線で語ってる
・ファンがいないのに自分語りが多すぎる
・科学的な根拠を書くのは良いが、正論を書くだけで相手の感情に寄り添っていない
・発信内容と実力が見合ってない
以上、4つです。
フォロワーを伸ばしたりツイートに対する反応率を高めるための方法はもう無限にあるのですが、
大切なポイントは、
✔︎ ツイートを伝えたい相手を想像して、その人の感情に寄り添って熱量を持って書く
これです。
これができたらほぼ全てのことは解決します。
あとは、3年・4年と情報発信を続けるのみです。
情報発信1年くらいで「伸びない」と悩んでいるとしたら、それは単純に量が足りていません。
試行錯誤できるくらい量をこなさないと伸びる下地すらできません。
ファイトです!
① 上から目線で書いてる
上から目線で物事を言いたい気持ちはわかります。
でも、それだといつまで経っても “独りよがりな人間” として知れ渡るだけで終わります。
嫌なやつだと思われて、ファンはもちろんつかないしフォロワーも増えません。
何もわからない人と同じ目線に立って発信するのが情報発信です。
相手にマウントをとって楽しむのは情報発信でもなんでもありません。
それはただただシンプルに “嫌なヤツ” です😇
これ私も昔やってましたし、今でもやっちゃうことがあります。
なんなら、読む人によってはこのブログも上から目線に感じるかもしれません。
もちろん読んでくださる人全員に対して均等な目線で話すのは無理です。
でも、明らかに上から目線でマウントを取りにいってる文章ってすぐわかってしまいますよね。
それをやっている本人は、
「伝わる人にだけ伝わればいい。この投稿は読者を選別するフィルターになってるから良いんや!」
って言うんですが、それだと「付き合いたくない人」というレッテルを貼られるだけで終わります。
「伝わる人にだけ伝わればいい」をやりたいのであれば、影響力を獲得してからにしましょう。
伝える努力を放棄しないでください。
② 自分語りが多すぎる
自分語りは悪いことではありません😌
そもそもTwitterは自分語りをするためのプラットフォームです。笑
親近感を抱いてもらうためにも自分語りが必要なときはあります。
でも、Twitterを伸ばしたいと思っているなら話は別。
自分語りを我慢しないといけないことも多いです。
私がここ1年くらいTwitterでもブログでも自分語りを増やしているのは、本当にコアなファンの方が増えてくれたから。
それまでは意地でも「有益な情報」を書いていました。
もし自分語りをする場合、”読む人にとっての有用性” を付加しましょう!
✔︎ 有用性=価値
ですが、あなたのフォロワーが価値を感じることであればなんでも良いです。
価値には3つの分類があります。
① 有用性としての価値(情報が実生活に役に立つか)
② 内面的な価値(その個人の内面にとってポジティブな効果を及ぼすか)
③ 社会的な価値(社会全体にとって良いことか)
(佐藤航陽『お金2.0』より引用)
例えば、
「今日オムライス食べた〜!」
という投稿があったとします。
好きな人の投稿だったら嬉しいですが、どうでも良い人の投稿だったらマジでどうでも良い種類のヤツです。笑
でも、このオムライス食べたという事実だけではなく、
・オムライスの美しい写真も一緒に投稿する
・レシピやお店の情報も載せる
・どこがどう美味しかったのか箇条書きでレビューする
・読んでいる人に語りかける
etc.
色々な価値をつけたら有用性が付加されることになります。
ちなみに「読んでいる人に語りかける」というのは、
「皆さんのオススメのオムライス屋さん(やレシピ)を教えてください」
「皆さんは何を食べましたか?」
「午後も頑張りましょう!」
などのことです。
読んでいる人を意識した言葉を書けば、ある程度すでに影響力を持っている人であれば反応率も高まります。
(普段の投稿でコメントがこない人が書いても逆効果なので、相手にコメントを求める投稿をする時は用法容量を考えましょう。笑)
③ 正論を書くだけで相手の感情に寄り添っていない
クロネコさんというインフルエンサーの方のツイートでハッとしたのですが、
正しさに重きをおいた正論よりも、相手の気持ちに寄り添った感情論の方が好き。
— クロネコ屋@ブログ×SNSマーケティング (@NINJAkusokuso) April 17, 2021
✔︎ 正論よりも、相手の気持ちに寄り添った感情論。
まさにこれです。
私がフォロワーがまだ少なかった時はとにかく正論ばかり言っていました。
科学的・音楽的な根拠は必要だし、正論を言うこと自体は悪くないのですが、
なんせ伝え方が悪かった。
正論だけで語ってしまうと、それを読んだ相手はどうしても厳しさと上から目線を感じてしまいます。
正論を投げつけると相手を無駄に否定することになって離れていく人も増えます。
(個人的には、そもそも「厳しさ」を「楽しさ」や「奥深さ」に変換して言語化できない人は教える能力が足りないと思っています。)
そして、次の見出しにも書きますが、
実力がないのに上から目線になってるのが一番やばいんですよね。
※実力がない、というのは相手からみて実力が “わからない” 場合も「実力がない」に入ります。
なぜなら一丁前にアドバイスしている人が実際にそれを示していなかったり、それをやる努力をしていなかったら信頼性がないからです。
④ 発信内容と実力が見合ってない
投稿している内容は立派だけど、実際に演奏で表現できていない人って結構いるんですよね。
それだったら、背伸びしすぎず、そのままの自分を見せた上で、「自分が勉強したこと」として投稿した方が応援してくれる人が集まります。
情報発信でフォロワーを伸ばしたい場合は、
✔︎ ツイートを伝えたい相手を想像して、その人の感情に寄り添って熱量を持って書く
のが大切ですが、「無理せずに楽しむこと」が実は一番大切です。
情報発信していて辛い場合、
それはあなたが成長できるチャンスでもあるけど、あまりにも長く辛い状態が続くならその方法はあなたに合ってないんだと思います。
等身大の自分をそのまま出していった先に、自分の成長も相手への価値提供もある。
そして、無理して相手の上に立とうと思わない方がいいです。
実力がないのに他の演奏家の批評とか始めちゃったらマジで終わりです。
そんな人をプロの演奏家たちは誰も信用してませんし、一生関わることもありません。
なぜなら他人を批評する人の発信内容とその人の実力が見合っていないからです。
実力も影響力もない人に批評されて嬉しい人なんていないので、やればやるだけ長期的にみてマイナスになります。
厳しいことを言いますが、偽物に本物を評価することはできないのです。
もう一度言いますが、
「実力がない」というのは「相手に対して実力を示していない」ということも含まれます。
実力を示していないのですから実力がないと思われて当然なのです。
読んでいる人は生身の人間である
もし相手の考え方や行動を否定するような投稿をするとしても、
伝え方を考えた上で、投稿頻度はポジティブ3:ネガティブ1にしましょう。(ちなみにこれが恋愛関係の場合はポジティブ5:ネガティブ1が良いバランスだと言われています。)
否定ばかりしている人からは人は離れていきます。否定はしないに越したことはありません。
あなたの投稿を見ているのは生身の人間です。
そもそも、
・相手には厳しくて自分の弱さは認めない
とか人間として付き合いたくないですよね。笑
でも、Twitterにはそういう人がめっちゃいるんです。
不祥事とか不倫とかで知り合いでもない他人を叩く人とかこれです。
「人間は完璧じゃない。自分だって完璧じゃない」ってことを知っていたら、そんな簡単に他人は叩けないはずです。
今日書いたことは、正直なところを言うとクラシックに限らず伸び悩んでいる情報発信者全員に言えることだと思います。
しかし、クラシックの人たちはあまりにも「情報発信」に関する勉強していない人が多い気がしたので、あえてクラシックの人たちに向けて書きました。
✔︎ 投稿を読んでいる人は生身の人間である
✔︎ あなたが想像している相手にどれだけ寄り添えるか
これを意識してみてください😊
そして、
✔︎ 反応がよかった投稿と反応が悪かった投稿のデータをとる
これをやり続けたら、ちょっとずつ人の心に届く投稿がどんなものかわかってくるはずです。
もちろん、「うまく行かない」とわかっていても、とりあえず投稿してみてどういう反応があるのかデータをとるのも大切。
試行錯誤しつづけましょう!