こんにちは、しもんです!
ピアノは響きが減衰していく楽器なので『ひとつの音』を弾いたときにクレッシェンドができないと思われがちですが、実はできます。
まずはこの動画をご覧ください。
この動画がSNSでバズった数年前に、「え!ピアノって一つの音でクレッシェンドできるの?!」って驚いているピアニストたちや愛好家の人たちをみた僕は、
と思ってしまいました。
僕にとっては自然なことだったからです。
でもみんなが驚いてしまうくらい知られていない事実なんですよね。
かなり強引な言い方をしますが、イマジネーションでいくらでも物理的な法則を変えることはできます。
それを想像したらそうなるのです。
とりあえず、超有名なこちらの動画をご覧ください。https://t.co/k6UVfQAWtd
私はYouTubeの動画や生放送でも実演して言葉でも説明していますが、響きが減衰していくはずのピアノという楽器でもクレッシェンドはできます。
— 佐野 主聞 / えんとつ町のシモン (@Shimon_Sano) January 18, 2021
音と音の間を歌ってクレッシェンドのように持っていけばクレッシェンドになるし、一音だとしてもクレッシェンドのイメージを持って弾けばそうなるんです。
例えばオーケストラの場合、曲の最後の音がクレッシェンドで終わることがよくありますよね。ピアノでもそれをイメージしたらクレッシェンドになります。
あと、ビブラートについても(ツイートの表記に合わせてあえて『ビブラート』と書いています)、例えばヴァイオリンのビブラートをやりたいならそれをイメージしたらそういう音が出せます。
(あと、これはあまり実践的ではないですが、一つの音を弾いているときにペダルを細かく踏み続ければちょっと音は揺れます。高校生のころ一人で研究してました笑)
クレッシェンドは本当にイメージ(頭の中で弾く前に想像する)と、それを耳で聴くことで表現できるので試してみてください。
できないとしたら頭と耳が使いきれてないだけです。