こんにちは、しもんです!
ネットの時代になってからと言うわけではなく昔から言われてきたことですが、今は特に『プロ』が多様化してきたと思います。
どういうポジションでプロを名乗って活動していくのか、それは個人の判断に任せられます。お金を稼いでいれば一応プロではあるからです。
先日こういうツイートをしました。
プロには、
・音楽的な意味でのプロ
・職業的な意味でのプロがあって、本来『プロ』はどちらも満たしている必要がある。そして、今はネットのおかげでプロになりやすい時代でもある。それは悪くない。
でも、稼ぐだけで満足して音楽を追求していく心をなくしたらプロとは呼べないと私は思う。
— 佐野 主聞 / Shimon (@Shimon_Sano) March 24, 2021
プロには、
・音楽的な意味でのプロ
・職業的な意味でのプロ
があって、本来『プロ』はどちらも満たしている必要がある。そして、今はネットのおかげでプロになりやすい時代でもある。それは悪くない。
でも、稼ぐだけで満足して音楽を追求していく心をなくしたらプロとは呼べないと私は思う。
私のブログを読んでくださっている方は何回か読んだことのある内容だと思います。
今日は “プロフェッショナル” というものについて改めて書きます!
すこし厳しいと感じるかもしれませんが、
結論を先に書くと、
勉強して成長する努力をし続けようね!
という当たり前の内容です😊
あなたは果たして”プロ”だろうか
音楽で稼げるようになった人はプロを名乗ることができます。
・レッスンをしている先生
・稼げるようになった音楽系YouTuber
・日本を代表するオーケストラのコンサートマスター
etc.
彼らは紛れもなく(職業的な)プロです。
彼らがプロと名乗ることは自由ですし、もちろん悪いことではありません。
しかし、中には成長することをやめて稼げることにあぐらをかいて音楽をナメてしまっている人たちがいます。
とある日本を代表するコンマスの演奏
以前、とあるピアノトリオの演奏を聴きに行きました。
日本を代表するピアニストとヴァイオリニストとチェリストのトリオです。
しかし、そのヴァイオリニストが酷すぎた。
全く練習してないのが見え見えで、最後の最後まで音楽をナメていた演奏でした。
「こんなもんでええやろ。お前ら音楽わかってないんだから。」
というヴァイオリニストの声が聞こえてくるようでした。
超有名なピアニストの演奏
クラシック界では知らない人がいないとあるピアニストの演奏だったのですが、札幌での演奏会がありました。
その人の演奏も、
「札幌なんて田舎で音楽わかってる人なんてないでしょ。うふふ」
という声が聞こえてくるような酷い演奏だった。
練習が間に合わない時でも音楽家の魂を見せるのがプロ
プロは本当に忙しいので、練習が間に合わない時だってあります。
それは誰にでもある。
しかし、本番は”プロとしてのなにか”を見せないといけない。
そうじゃないとプロとは言えない。
これは自分にとっても耳の痛い言葉なのですが、
どんなに準備が間に合ってなくても音楽に対して真摯に向き合う姿勢を見せない演奏をしてしまったら演奏家として終わりだと思っています。
上に書いた2人の人は、職業的には超稼いでいるので紛れもなく”プロ”です。
しかし、音楽的には”アマチュア”なのです。
音楽的なプロとして活動するために努力をし続けないといけない
・レッスンで生徒がたくさんいてお金を稼いでいる先生
・YouTubeなどで稼いでいる演奏家
・ライブの演奏で食っていけている演奏家
みんなプロですが、彼らが音楽的な意味でプロなのかどうかはまた別の話です。
音楽を捨ててしまってお金を稼いでいる、もしくは、そもそも音楽を知らない、という場合もあります。
どうかプロの方々やこれからプロになる方はそうなってほしくない。
立場にあぐらをかいたら終わりです。
私も日々、練習と勉強をやり続けます!!!