こんにちは、しもんです!
先ほど、2年前のリサイタルからベートーヴェンの映像をYouTubeに投稿しました!
今日はこのコンサート当日に大変だった裏話のようなものを書きます!
2年前のリサイタルで大変だったこと
手汗問題
2年前のリサイタルでも去年のリサイタルでもそうだったのですが、
私は手のひらに恐ろしいほど汗をかくんですよね。
映像では伝わらないと思いますが、これ手の汗が酷すぎてめっちゃ鍵盤から手が滑りそうになりながら頑張って響きを掴みにいってるんです。
ちょこちょこ変なミスタッチがあるのは、
指が汗で滑ってしまう恐怖心から体が硬くなって、肩の関節や腕の筋肉を固めているためです。
2年前の練習中は変な汗をかくことはなかったのですが、この時に人生で初めて汗で指が滑る恐怖の中でずっと弾きました。
(恐怖を感じながら弾いているように見せないのがプロの仕事でもあります。)
1年前のリサイタルでは汗を克服
2年前のリサイタルで初めて汗で滑るという経験をしたことで1年前のリサイタルの時はその対策をちゃんとやっていました。
✔︎実際に汗をかいてしまった時のために手にクリームを塗ったくって滑る状態でピアノを弾く
✔︎瞑想をしまくって集中したいことに集中できる状態を作る(今の自分の状態を受け入れる心を作る)
✔︎水を飲む量を減らす
特に瞑想は本当によかった。
一日30分は瞑想してました。
慣れてくると一瞬で終わります。
響きの問題
これは本当に、真に音楽的な耳が良い人にしか伝わらないことなのですが、
「良い耳をもって音を響かせる」というのがとても難しいピアノでした。
低音とのバランスを聴きながら高音の響きをちゃんと伸ばすことがとても難しかった。
あと、余韻をちゃんと聴かないと音楽やっている意味がないので(自分自身が楽しめないため)、2楽章は相当ゆっくりに聞こえるかもしれませんが、これはこのホールとこのピアノだと仕方のないことでした。
「余韻まで予想して弾く」ということは不可能じゃないのですが、
やはりコンサートホールで自分が音楽を感じられないのは意味がないと思っているので自分の感じ方を第一に考えて弾きました。
そろそろコンサートホールでフルコンを弾きたい
あぁぁあぁぁぁ!ホールでフルコンのピアノ弾きたい!
〜しもぞう 夜の叫び〜
— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) 2020年5月29日
そろそろ弾きたいですよね。気持ち良いホールでフルコンを!!
そのために毎日練習楽しんでレパートリーを増やします!!
その時に大事なのは、
昨日の自分と比べて成長しているか
だと思います。
これってなかなか忘れがちで、ついつい他人と比べてしまいますよね。
自分の中で比較して1ミリの成長でも実感していきましょう!