エッセイ

【三十路祭りレポート】

去年、初めて開催された三十路祭り。

第1回は1000人が集まり、

第2回の今年は2000人が集まったそうです。
先にまとめておくと、
【お金を払って行く価値が大いにある。1人で参加しても楽しめる。やはり人と繋がるのは面白い。】

三十路祭りレポート

さて、1月29日に東京ビッグサイトで開催された三十路祭りのレポートを、完全なる私見で書きます!
 
「繋がる」ことをテーマにしたイベントで、
東京だけではなく、1月14日名古屋、1月28日札幌でも開催されました。他にも沢山支部があるそうです!
 
「28日の札幌でのイベントに参加すれば良かったじゃん!」と友人につっこまれましたが、その日ピアノの本番があり時間が完全にかぶってしまったため札幌のイベントには参加できなかったので、東京の三十路祭りに参加することに。
 
 

参加した理由

①二十歳を祝う成人式には参加しておらず、三十路は祝ってみようと思ったため。
②「三十路祭り」という、得体の知れない何かにお金を払って参加しようとする奴らはきっと面白い人間ばかりだろうから、そういう人たちと繋がりたいと思ったため。
③一生に一度しか参加できないイベントなので、参加しないと絶対に後悔すると思ったため。
 私は「男女関係なく新しい人と繋がることができたらきっと面白いだろうな〜」という意識で参加しました。
その意識の人がほとんどだったような気がしますが、
いわゆる「合コン」「街コン」という意識で参加している人も多数いたように思います!

盛り上がりすぎな会場内。

 
さぁ!
会場は東京ビッグサイト! 
お台場なんて、両手で数えるくらいしか来たことない!
 
 
会場内!
クラブにも行ったこともないし、こういう不特定多数が大勢集まるイベントにほとんど参加したことのない自分はドキドキしっぱなしだった。
 
15時に、参加者の三十路全員同時に缶ビールを「プシュッ!」と開けたあと、
みんなでカンパーイ!!
 
 
その後20時まで自由行動でしたが
フードコートはもちろん、似顔絵や占い、マッサージのブース、
お金や性に関する講演会等があり、
 
MCのハライチさんや、麻美ゆまさん、大久保佳代子さん、
最後には元ロード・オブ・メジャーの皆さんが会場を盛り上げてくれました。
 
麻美ゆまさんと大久保佳代子さんをゲストに迎えた「性と健康」に関する講演会を目当てで参加している人がかなり多かったような気がします!
 
顔を描いてもらったり、
みんなで神輿を担いだり、
 イベントは盛りだくさん!

◯◯三十路 

そういえば、
会場に入る前に「◯◯三十路」と書かれた紙を服に貼りました。
 
「三十路」の前にあるスペースに名前を書くのはダメで
「○○な三十路」という書き方で自分を表現しないといけません。
 
私のように「ピアニストな三十路」や「ウェディングプランナーな三十路」など職業をそのまま書く人や、

「ボードゲーム大好きな三十路」「セカオワ大好きな三十路」「ビールマニアな三十路」など趣味や好きなものを書く人、

「のんびりな三十路」「積極的な三十路」「逆コナンな三十路」など性格らしきものを書く人、

「肌がピチピチな三十路」「メガネな三十路」など容姿を書く人、
 
その他「バツイチな三十路」「自給自足に憧れる三十路」「パリピな三十路」etc.
 
本当に様々な三十路がいました!
 
 
「ピアニストな三十路」という言葉は、なんの工夫も味もない、逃げに回った一手なのですが結果的にこれが良かった!
少ない文字数で大きく書くと、暗い会場内でも見やすく
話しかけやすいのだと思います。
 
「猫好きな三十路」「ビリヤード・麻雀ができる人と繋がりたい三十路」「カメラ好きな三十路」…色々と考えたけど、「ピアニスト」が一番端的だな、と。
 
 
「○○な三十路」という紙とともに、出身地方を表すバンドを腕に巻きました。
色で分かれていて、北海道・東北地方は水色。
このバンドでも話は盛り上がりました!
 

いざ、話しかけまくる。

 
お酒を入れて理性を良い感じで飛ばした後は、どんどん自分から話しかけに行きました。ほぼ立ちっぱなしで足は棒に。笑
 
結局5時間で約50人と話したのですが
もっと沢山の人と話したかった…!
一度話が盛り上がってしまうと簡単に話を切り上げるのは勿体なくて、話してる内に5時間なんてあっという間でした!
 
 
 
会場内には婚活ブース(男2女2で話す場所)の他にも
ぼっちブース(1人で行っても話せる場所)があり、
1人の参加でも充分に楽しめました。
 
  
このイベントは「敬語禁止ルール」なるものが設定されており、みんな三十路だからタメ口で話さないといけなかったのですが、
 
これがなかなか難しい…!!
 
初対面の人だったら年齢関係なく敬語を使うのが自分の中では当たり前なので、
こればかりはお酒が入って理性飛んでても敬語で話してしまうシーンが散見されました。
「へぇ〜!○○が好きなんでs……なんだねー!(苦笑)」のように。
 
 
敬語は、相手に対して尊敬を表す手段でもあるけど相手から自分を守る精神的なバリアでもあるので、
改めて敬語というのは便利な手段だなぁと思いました。
他の手段で相手への尊敬や謙譲を示そうとしたら、
声色とか、笑顔とか、目の奥に宿る色とか…そういう原始的な意思伝達能力がもっと必要となってくるのではなかろうか。
 

参加者のグループ(私的観点)

さて!
みんな三十路なので基本的には話しかけやすかったのですが、
たまに明らかな警戒心を出してくる人も居て、そういう人とはすぐに話を切り上げて他の場所に行きました。
三十路という共通点があってもやはり初対面だし、本能的に受け付けない人は存在するので仕方ない。
 
来ている人たちの中で、私が目についた人たちをグループ分けすると、
 
・きっと合コン慣れしてるであろう同性2人組
・全く合コン慣れしてなさそうな男2人組
・純粋にイベントを楽しみたい女2人組
・三十路とその配偶者
・三十路とその子供
・明らかに男を品定めしている4,5人の女グループ(目つきが違う!)
・男3人組(これが結構多かった!)
・男女混合グループ(こちらから話しかけやすい)
・1人で来ていてなかなか雰囲気に馴染めず、周りを観察している人
・周りの人と話さなくても1人で行動しつつ会場の雰囲気を楽しんでいる人
このイベントに来るなら同性2人組で来ることをオススメします!
というのも、2人ならどんなグループにも話しかけやすいので。
大人数のグループだと、そのグループ内で楽しんでしまって他の人と新しい繋がりを作る機会が減る可能性がある。
 

まとめと、これから参加する人へ。

 
何れにせよ、
 
相手を受け入れる心の広さを持ち、柔らかな笑顔で話している人のところに人は集まるのだと思った。
 
 
仲良くなってくれたみんな、実行委員・スタッフの皆様、
楽しい時間をありがとう!!
参加して本当に良かったよ。
 
また集まりましょう!
 
 
 
これから三十路祭りに参加する方へ。
 
・自己紹介の「○○な三十路」はできるだけ簡潔に。長い紹介文は、暗くて沢山人がいる会場内で読むのは困難。
・同性2人 or 3〜4人の男女混合のグループで参加するのが吉。特に2人だと婚活ブースにも問題なく行けるので楽。
・会場には食べ物も売っていますが少量なので、イベント前にご飯は済ませた方が良い。
 
 
 
三十路祭り実行委員の方へ。
 
・1人で参加していた人が思った以上に多かったので、ぼっちブースはもう少し拡大した方が良いと思う!
・三十路マッチングのサーバが重すぎるのでなんとか対処を!今はサイトに入ることすら困難なので折角作ったウェブサイトが勿体無い。
・もしできれば、名古屋や札幌のイベントに参加した人とも繋がることができるように情報を流して欲しい(札幌在住なので札幌の人と繋がりたいけど、ネットで調べても情報が出てこない。)
 
※今回、一眼レフのバッテリーを忘れたため、写真は三十路祭り実行委員会の方が撮影した写真と、携帯で撮影した写真を載せました(使用許可は得ています。)
 
長文にも関わらず、最後まで読んでくださりありがとうございました!