音楽が人と人を繋ぐ…そんな素適な体験をしたので記事にします。
1年半ぶりに、
札幌にある “Studio26 , Tea salon 都忘(ミヤコワスレ)” に遊びに行って来ました!
前回このお店に来たときもこの素晴らしいピアノ(私が小さな頃からお世話になっている調律師の方が調整・調律したもの)を弾いたのですが、
お客様として来ていた方が私の演奏を聴いて号泣してくださって、
この手紙を書いてくださったそうです。
“音楽に感動することに、理由はいらない”
この言葉は心に響きました。
そして、
このお手紙を私に手渡しするために大切に保管してくださっていたお店の方々の温かさも沁みる…
人とのつながりって素適だなぁ。
ありがとうございます!
ちなみに、この”Tea salon 都忘”という素適な場所なので是非行ってみてください!
レンガ造りでお庭も綺麗!そして蔵書がまた凄い。
(開いている日が限られているので調べてから行くことをおすすめします。基本的に木曜日と金曜日の11時〜16時は開いてます。)
私もまたピアノを弾きに行きます。
音楽が人と人を繋ぐために必要なもの
さて、
音楽が人と人とを繋ぐために必要なものってなんだろう。
もちろん
楽器や、それを弾くことができる場所は必要なのですが、
私個人の考えとしては、
人と、時間と空間を共有しているという意識
だと思うんです。
これって普段無意識のことが多いし、
演奏中に聴衆を意識しすぎるのも、クラシック音楽としては危ういことになる可能性がある。
私の場合、
演奏中は
自分の中に、
弾いている自分と聴いている自分がいて、
音楽が満ちている時間と空間に、
自分を浮遊させている感覚。
なんです。
確かにピアノを弾いているのですが、
自分の演奏を聴いている自分を空間に放っておく感じ。
そうすることで、お客さんとの一体感が更に強くなります。
自分を空間に放つと、自分が音楽そのものになって溶けていく感覚に陥ることがあるのですが、
それはやりすぎなので、バランス感覚が必要となります。
やはり、
頭を使って自分の理想の音を考えて
体を使って音として表現して
耳を使ってその音が理想だったか確認する
この3つのことは全て同時に進行しているので、
一つ一つではなく全てを合わせて感じていくことが必要だと思います!
そして、時間と空間に対する意識。
…私も理想に向けて頑張ります。
が、
自分が成長していくと理想も高くなっていくので、
いつまでも理想に届くことはないんですよね!
とにかく、常に学んで成長しつづけたいと思う。